BlackRock社のETFであるPFFについて、構成銘柄、コスト、パフォーマンス、そして分配金を分析してみます。
分配金の利回りが高いので私もチマチマ買い足してるETFです。
PFF iシェアーズ米国優先株式とは
ブラックロック社による、米国の優先株式で構成される指数と同等の投資成果をあげることを目指しているETFです。優先株式とは、普通株に比べて配当金が高い代わりに、会社の経営に参加する議決権が制限されている株式です。
値動きが殆ど無く、高利回りの分配金を毎月出すのがPFFの特徴です。
構成銘柄
ブラックロック社HPより。 |
全293銘柄で構成されている中の上位10種を抜き出してみました。
見事に金融セクターが並んでいます。
普段は殆ど値動きが無いのですが、金融セクターの比率が大きい為、リーマンショックの時などは非常に大きく値を下げていました。
コスト
経費率(信託報酬)は0.47%です。
これまで紹介してきた他のETFと比べると高いですね。
その分分配金の利回りも高いので、問題ない水準かなと考えています。
長期保有では信託報酬も軽視できません。
低ければ低いほど、リターンも膨らみます。
日本の投資信託も最近は低コスト競争が進んでますが、
それでも0.2~0.3%で最安値といった所です。
ちなみにNISAで買うと取引手数料が無料になります。
(利用中のSBI証券ではそうでした。楽天なんかも無料だとか。)
少額投資家にとっては有難い話です。
低ければ低いほど、リターンも膨らみます。
日本の投資信託も最近は低コスト競争が進んでますが、
それでも0.2~0.3%で最安値といった所です。
ちなみにNISAで買うと取引手数料が無料になります。
(利用中のSBI証券ではそうでした。楽天なんかも無料だとか。)
少額投資家にとっては有難い話です。
パフォーマンス
まずは値動きの推移を見てみます。
大きく下がっている所がリーマンショックです。
半額くらいまで下がっちゃいますね。
しかしその後はずっと値動き無しです。
36~40ドル間を推移している感じです。
本当にひたすら毎月の分配金を狙うETFですね。
配当を再投資した場合のチャートも見つけました。
Black Rock社HPより。 |
分配金を再投資した場合の成長率は、設定来で55.79%でした。
値動きが少ないとは言えリーマンショックを経てこの数字は中々良いんじゃないですかね。
米国市場の過去の平均成長率が年間7%前後と言われているので、単純に考えたらVTIでも買っとけば良いんじゃないかと思いますけども。
分配金を重視する人にとっては相当素晴らしいETFだと思います。
毎月貰えますからね!不労所得!
分配金(配当金)
PFFの分配金は毎月出ます。
以下、1年分の分配履歴です。
Black Rock社HPより。 |
これが税引き前の価格になります。
分配金の利回りは5.63%です。(2017/06/25現在)
私が先日頂いた感じですと、NISAで購入しているのですが1株あたり16円といった感じでした。
例えば100株(約40万円)を購入すると、毎月1,600円貰える計算になります。
素晴らしいですねぇ。
日本の投資信託のように、資産を切り崩しながら配当に精を出す、いわゆるタコ足配当では無いのがポイントです。
まさに不労所得!て感じで素晴らしい。
これが私が米国ETFに傾倒している理由の1つです。
まさに不労所得!て感じで素晴らしい。
これが私が米国ETFに傾倒している理由の1つです。
まとめ
・経費率は0.47%
・10年間で55.79%の成長率(分配金を再投資した場合)
・分配金の利回りは5.63%
・毎月分配
・値動きが極端に少ない。
買いでしょう!
分配金を再投資したとして、過去の成長率がこれからも継続されると考えるとVTIには劣ります。
PFFの長所は高利回りな毎月分配の一言に尽きると思います。
毎月の不労所得が欲しい人はこれ買っとけば間違いないんじゃないですかね。
再投資するも良し、毎月のお小遣いにあてるも良しですよ。
400万突っ込めば毎月15,000円ですからね。
定期預金なんか目じゃないです。
ドル建ての資産が増えていくってのもポイントですね。
元本が大きな投資家ならこれだけで生活も出来ちゃいそうな気がします。羨ましい。
私はVTI、VYM、VT共々PFFも買い足していこうと思っています。
インカムゲインもキャピタルゲインも全部欲しいですし。
何がベストかなんて分からないですし。
とりあえず良さげなETFをちょこちょこ買い足していけば、そのうち増えてるだろうくらいの考えです。
いつかは不労所得が生活の足しになるくらい増えると良いな。
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